地域連携室相談受付
月曜日~金曜日(祝日を除く)
9:00~16:00
直通電話番号 (0794) 83-7722
直通FAX番号 (0794) 83-3363
入院から退院までの流れ
当院をご紹介させて頂きます。
病棟やリハビリ室もご案内致します。
少しでも不安を拭って頂けるように、気がかりな点をお聞きし、丁寧にお答えします。
お身体の様子を確認させて頂くとともに、これからのリハビリへ向けて話し合いを行っております。
安全に入院生活を送ることが出来るように、移動手段の検討や見守り・介助の内容のご意見を直接伺う貴重な機会であるとも考えております。
担当療法士を中心に、1日3時間を基本として365日リハビリを行っております。急性期とは違い、日常生活に必要な実際の生活動作練習もふえていきます。訓練が進むと、屋外の歩行訓練や患者様の要望によっては家事動作訓練、園芸の動作練習等退院後に行う動作に注目したリハビリを行っていきます。また、後遺症により認知症状や高次脳障害の残存された患者様には、その人その人に見合った計画を立て、退院後にご本人様やご家族様が安心して生活できるようにアプローチを進めます。療法士全員の経験を活かして、おひとりおひとりのリハビリをより良い形にできるよう努めています。ご家族様にもぜひリハビリを見学して頂き、ご意見を伺いながら進めていきたいと考えています。
担当者間で随時、状況を共有し、細やかな対応ができるよう心掛けております。2週間に1度は定期的な話し合いを設けています。リハビリの進み具合によって、病棟でのスタッフによる介助や見守りの内容をきめ細やかに変更していきます。また、病棟でご自分のできることを増やし、継続して行っていけるようにするために、担当者間で意見を共有しています。話し合いの中で、ご家族様のご協力を必要とすることが出てきたら、こちらからご連絡させて頂きスムーズに退院への準備ができるように援助させて頂きます。
退院の目安は早い方で1ヶ月、多くの方で3ヶ月程度を想定し、担当の医療相談員がご相談させて頂きながら準備をしていきます。介護保険の申請、退院後のリハビリ等、制度を十分にご利用頂けるよう支援致します。必要に応じて家屋環境の写真を戴いたり、実際にご自宅で改修や福祉用具を検討・提案したりなど、ご自宅で安心して過ごしていただけるように準備していきます。介護が必要になられた方にはご家族様に介護の練習をする機会を持って頂き、一時的に帰宅する機会があれば、それを活用して準備に不備がないように努め、ご本人様とご家族様の安心を築いていきます。施設等へ退院となる方も、施設等からご自宅へ帰る機械を一時的にでも持っていただけるよう、同様に取り組んでおります。また、施設や次の病院等に移られる場合には、こちらでできるようになったことや、介助が必要な内容等を細かにお伝えしていきます。
準備が整う時期をみて、日程を調整させて頂き、退院となります。
自分らしい生活の再スタートをきって下さい。
退院後の新たな目標設定や注意点等も整理し、入院中にお伝えいたします。
完全に元の生活とはいかない場合でも、今までのご自分の生活にできるだけ近い形で過ごして頂き、担われていた役割やご趣味に再チャレンジして頂きたいと思っています。
当法人では、ご自宅へ訪問して行うリハビリ、通って来て頂くリハビリ、生活を支える看護や介護、それらの調整を支援する相談等の事業を行っております。また、サービス付き高齢者住宅も運営しております。退院後も責任を持って関わらせて頂きたいと考えております。
何かお困り事がございましたら、退院後もいつでもご相談下さい。